素直であること~因果の領域の編
第六章 この世の役割
感情よりもこころである意識が優先にこの身体を利用することができるようにならなければなりません。こころはなぜひとの身体に宿すようになったのでしょうか・・・
感情とは純粋に本能であったのですが欲望が強欲となって身体を支配するようになり強欲の意識はひとのこころを傷つけることで因果をつくりだしてきています。因果とはこの身体とともに感情によってつくられます。そして、この身体があるこの世でしかい因果は存在しないのです
万物は意志そのものです。わたしはその中でよく自然をたとえとして伝えてきました。自然そのものが意志で在るということです。そして実はこころもまた意志そのものであるということです
ただひとが放つ感情は意識です。こころはひとに宿ることでその意志を意識に変えて感情と対峙しているのです。ひとはこころを成長させるための器です。道具と呼ぶには荒っぽいので控えますが、意志であるこころが意識に目覚めることでそれぞれの「志」が叶うようになるのです
ひとつの宇宙があって、地球があってひとが存在しているだけです。それを「この世」とした一つの世界であるだけです。そしてこのようなひとつの宇宙が無数にあるということです
宇宙にも「~らしさ」の世界が限りなくあるのです
それが次元の違いなのか、さまざまな役割の違いであるのか、つくられている構成が違うなどそれこそが~らしさで存在しているのです。例えば「あの世」とされる世界も次元が違う世界としてかならずどこかにありのです
少し話が飛躍しましたが、すべてが必然であるということです。偶然などありません。こころの役割、ひとの役割、この世の役割がすべて必然であり、つながっているのです。こころが成長するために必要だからこそ在るということです
こころを中心とした森羅万象において、この世はこころを成長させるための一瞬でしかないのです。そしてこの世の役割は因果に気づくために、因果を反省して良い因果をつくりだすために「因果とともに」あるということです