右上から見下ろしているお姿
素直であること~真ん中の編
第六章 理性(こころ)~その1
ひとに在る感情とこころについてもう一度お伝えします。感情とは本能から生まれた喜怒哀楽を代表とした意識です。そしてこころとは意志のことです。その意志とは「志」でもあり自然のままにただ在るということです
こころは「理性」として表現をするのがわかりやすいと思います。感情のままひとに迷惑をかけるような行為をしようとすれば、それに歯止めをかける役割をするの理性です
あなたの意識には強欲に近い感情のままに行動をしようとすれば、必ず「それはひとに迷惑がかかるからやってはダメですよ」という意識があるはずです。その理性が強いか弱いかの違いがあるだけです
感情である意識はその理性ともっとたくさんの会話をしてほしいのです。そのいつも一緒にいる理性と仲良く、楽しく会話をしてください。これはだれにでもできることです。その行動をする・しない、している・していないがあなたが一番最初に始める第一歩です
そのあなたの理性と「何故なぜ質問」の会話をしてください。途中でわからなくなればその言葉をWEBで検索したり、本を読むなりして、その会話を続けてください。そして考えかたや答えは決してひとつではありません。あなたがしっくりとする感じの言葉、行為を大切にしてください。もちろん途中で変えても構いません。大切なことは常にあなたの理性と会話をすることです
これは素直であればあるほどに、または素直になろうとすればするほどにその会話は続いてゆきます。親がこどもに良く伝える教えのひとつに「ひとに迷惑をかけてはいけません」とありますがその意味は「ひとのこころを傷つけてはいけません」ということです。
親からこどもへと、育ててくれたひとからこどもへと教える言葉、伝わる言葉は言霊です。その言葉自体が意志であるのです。意志とは行動であり、行為のことです。その行動とは自然の法則である行動を指し、その法則とはただ自然のままに在るということです
以前にお伝えしたお花の「意志」を思い出してください。それが自然の法則です。感情は大切ですが、でも感情を制御する理性がもっと大切なのです。その理性(こころ)と仲良くすることができればこの世をもっと楽しむことができます