「因果とともに」の編 (その4)

素直であること~「因果とともに」の編

第三章  良い因果のつながり~その2

つながりとは「線」であって「点」のことではありませんがその点が続くことで、毎日がひとのためにという意志が「線」としてつながるからこそ良い因果の結果となって現れるということです

あなたの目の前で起きる事象とは結果として因果なのか、良い因果なのかはこれまでのつながりによって起きていることを理解しなければなりません

たとえいまが因果の途中である「点」であっても意識を変えて良い因果に変えることができるのです

もしかしたらそのつながりにあるひとつ一つである「点」が結果であるとも考えることができます。だから因果の意味である原因があっての結果とは終わりを意味することでなくまだまだその途中であるということを知るのです

因果はこの世で終わることはありません。だからつながりとは過去世も含めていまもなお続いているということです

ひとつ一つの点の経験がつながりであるのです。逆に言えば起きる事象はつながりの途中であるひとつの点である結果にすぎないということです

そしてこころはひとの身体にある潜在意識の情報を引き出すことができればとこころはそれに呼応します。互いが互いの能力を引き出し合うことで、できないことができるようになるのです

あなたのこころだけではできないことが因果とともに在ることで、できるようになるのです。だからこそこころはひとの身体を依り代としているのです

ひとの身体にはこれまで生き抜いてきた情報が潜在意識として蓄積されており、こころにはこれまで繰り返してきた因果の情報があります

因果の原因をつくってきたのはこころであり、こころはその時に宿っていた身体にある感情を操り因果の原因をつくってきたということです

そして過去の原因である結果の因果を知ることで未来の良い因果の原因をいまつくることができるようになるのです

こうして未来にわたっての点である良い因果の繰り返しをしてわれわれが求める因果のない世界へと変えられることができるのです

抱き続けるから成長は止まり、逆にどんどんと闇の世界に引き込まれてゆくのです

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