過去と未来の編 (その2)

あるべき姿~過去と未来の編

第一章  因果のおさらい~その1

因果とは自分が起こした原因によってと応報という結果が起きることですが、それだけでなく、その自分が起こした因果には「する側」と「される側」・・・それぞれの因果が引き寄せあって起きているということです

その「する側」も「される側」も、ただ、ひとのこころを傷つけてきたということだけが共通点であるだけです

「する側」は過去に「される側」であったこと、「される側」は過去に「する側」であったことということです

ただ、当事者は因果のことなどまったく理解をしておりません。ただ「する側」は感情のままにあり、「される側」は「なぜ」という意識にあるだけなのです

そしてその結果は互いの憎悪の感情によって、憎しみの連鎖をするだけです・・・

たとえば、大切なひとを殺められた時に生じる憎悪の感情は、憎しみが憎しみを呼び、相手を「絶対に許せない」とするあなたの感情は、相手もまた同じ憎悪の感情であるということです。それが因果のつながりであるということです

因果を理解すれば、その原因は同じ憎悪です。理由など関係ありません。よくありがちな正義のために悪を懲らしめるとありますが、そんなものは自己満足でしかありません。正義ということばを理由にして自らを正当化した行為であるだけです

憎悪に対して憎悪で対応するから、終わりない連鎖となるのです

たとえば、あなたの大切なひとが、殺められたら、その相手を許すことはできるのでしょうか・・・

ただ言えることは、あなたの「魂」が憎悪に支配されないでくださいということです

あなたの感情が抱く、相手を一生許せない気持ち、できることなら相手に仕返しをしたいとする気持ちは、冷静に考えれば、それは、あなたの自己満足でしかありません。自己満足である、あなたの我を通すために感情のままに、憎しみに支配された「魂」となってしまうのです

ではこの憎しみの感情はどうすればよいのでしょうか。結局は、前述の通りで相手と同じ憎しみの感情に囚われています。もしその相手を殺めれば、あなたも相手と同じ憎しみの因果をつくってしまいます。どのようにすればよいのでしょうか・・・

(つづく)

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