志の世界の編 (その4)

こころの成長~志の世界の編

第三章 孤独

突然の風を意識して感じるときがあります。身体を通り抜けていくときもあれば身体に残っているときもあります。意識をして感じたとき・・・それはだれかがそばにいて話しかけてくれているような心地よい感じです

たとえ風の言葉はわからずともやさしくおだやかに自然に触れているときに感じるものです。このようにしてひとは決してひとりでは在りません。かならず自然が傍にいてくれます

「自然に・・・」ではなくひとの無理をした強がりとは自身の弱さを隠すものです。でもそれはただひとりが淋しいだけなのです。ただだれかと話がしたいだけなのです。もっとわかりやすくはただかまってほしいだけなのです

でもひとりが長すぎるとどうやってひとと接すればよいのかわからずにただ自分を知ってほしいだけなのに我を通そうとしてしまうのです

そして気づけばまた・・・だれも寄ってこなくなるのです。その繰り返しです。自分はこれだけ尽くしているのになぜ気づいてくれないのかと思うようになり、そしてまたひとりになっては自分と共有してくれるひとを探すのです

やがてひとを信じることができなくなり、それならひとりでいるほうが一番都合良いと思うようになるのです

なぜそのひとの周りにひとはいないのか・・・結局それは自分だけしか考えていないのです

孤独に慣れてしまうと別に淋しいと思ったことはないがある時に他のひとが楽しそうに笑っている光景を見ると無性に自身が孤独であることを感じてしまうのです。でもその孤独を乗り越えるたびにそのひとの我はさら強くなってしまうのです

もともとはとても繊細で気遣いのあるとてもやさしく良いひとでしたがなにかのきっかけでひとが信じられなくなりその結果は承認欲(強欲のひとつ)に囚われてからは自身の強がりを押し通して、ひとりが淋しいから相手にも自分の世界を共有しようとするのです

ただ自分を認めてほしいだけなのです。自分の存在を認めてもらいたいだけなのです。でもなぜみなはわかってくれないのかとどんどんと孤独が強くなってしまうのです

そして気づかないうちに自分(こころ)からも離れてしまっているのです


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