自然についての編 (その2)

こころの成長~自然についての編

第一章 ひとのこころ~その1

われわれはかつてのように互いに協力し合って生まれる笑顔で幸せに溢れる世界であったころのひとのあり様に戻らなければなりません。その意識とはわれわれは自然の一部であり自然のままに生きることが役割であったことに気づくことです

その頃は行動が先にあって、行動そのものが言葉でした。かつてひとは役割のままに行動をしていました。それはまず先に行動(素のままに)があって、その結果に言葉(真実)があって、最後はその言葉に対して互いに協力して生まれる笑顔で幸せになること(希望)が自然の一部であるひとの役割としていたのです

でもいまではひと(欲)があって言葉(嘘)があって、最後に行動(偽り)があるのです。この流れはどこにも自然との関わりはありません。いつの間にかひとが中心の世界であるかのようにひとは傲慢になってしまっているのです

すべての生きものはこれまで進化の過程で自然の中で多様な困難に出会っているからこそいまがあるのです。われわれが忘れかけているひとは自然の一部であることに意識を向けて戻らなければなりません

以前にどちらかの判断をするために選択に迷ったら楽しい(たのしい)ほうを選んでくださいと伝えていますが、こころの成長のためにさらに次のステップとしてその選ぶ判断基準を自分にとって大変なほうを選んでください。そしてその大変なことさえも楽しいと感じるようにことを成してください

ひとつの例えですが大変な思いをして山頂に上り詰めたときの頂から眺める景色は最高です。その繰り返しがひとのこころを成長させるのです

「少しは息抜きをして楽になろうか」という言葉をみなさん聞いたことがあるかと思います。これは「気分転換」の意味として使われています。その楽とは楽しくすることといった意味であるのです

だから息抜きは大切であるとするのです。楽をすることの言葉の意味を大切にしてください。もちろん手抜きをして楽をすることはいけません

そんなことはすでに気がついていますよね・・・

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