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- 神さまはいない~仮想現実編
第七章 I Tと人工知能
ひとの進歩は止まりません。ひとの脳の代わりとなるコンピュータが開発されてから急速にその発展を遂げてきています。そしてその活動領域は国から地球へと、そして宇宙にまでその領域を広げひとは更なる想像を繰り広げてきているのです。
いまやPCを使ってネットワークで他者と共有することでなんでも可能となりできないことはないというくらいに通信技術を駆使してひとの社会を構築してきているのです。
仮想現実とは本来このIT(information technology)から生まれた言葉でしょう。PCを使いネットを利用して情報を共有する世界で、そのネットワークの中に自分が存在しているという仮想現実でもあるのです。そして更にはそのネット-ワークに人工知能が誕生してまさしく仮想現実が現実となっているのです。
そしてやがてはひとのこころは身体から離れてネットワークの世界にのみ存在して生き続けるのでしょう。すでにこれらを想像した映画などは数多くにあります。そしてすでにこの分野における仮想現実は現実となりつつあるのです。
第五章にある通りにこの現実とはあくまでも共有されたものであり、本来はひとそれぞれが自らに仮想現実という空間を創り出し現実と共有しながらその中で生きているということです。
ひと(=PC)それぞれによる仮想現実の空間を創り出しネットワークという技術を使って共有して生きているということです。身体にある脳の思考はPCの人口知能にとって代わり生き続けるのです。そして身体にある遺伝子情報は解明されその情報もまた人工知能の一部となるのです。ひとが想像をする人体の生体イメージの更なる先の想像の世界のひとつでしょう。
そしてこの身体のないPCに取り込まれてネットワークで共有される意志だけ世界とはあの世とされる魂だけの世界(こころの世界)と同じでこれはあの世とされる仮想現実が現実となっていることと全く同じなのです。
このようにしてひとが想像する点であるひとそれぞれの仮想現実である空間(世界)は線(ネットワーク)である共有されたひとつの世界としてすべてがつながっているのです。
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