コンテンツへスキップ
- 神さまはいな神さまはいない~意識の編
第五章 判断について
後悔しない人生を歩むのではありません。こころの底から満足のゆく人生を歩んでください。後悔しない人生とは後悔することが前提にある言葉です。
ひとは失敗から学び、つぎに活かして成長をします。そのこと自体はとても大切なことです。
でも上記にあるふたつの考え方は大分違います。後悔をしないために判断をするものではありません。後悔をするしないは自身の都合です。たとえその結果が後悔をすることになってもあなたのこころが判断をしたのであればその結果はあなたにとって必要だから起きているだけです。
選択の判断が正しいか、間違いかは本来どちらでもよいのです。大切なことはあなたのこころの底で判断をすることなのです。それにその結果を他人にどうこう言われようとも関係ありません。もちろん他人に相談をするのは構いませんが判断を委ねるものではありません。
あくまでもあなたの価値観で判断をするものです。この価値観とは「あなたらしさ」であり、「志」であり、「こころの底にある声」ということです。
いまあなたがいる環境はあなたがこれまでさまざまな判断をした結果として「在る」のです。誰のせいでもありません。あなたの判断で創り出した環境です。
「志」なく、もしいまの環境に満足をしていないのであればこれまでのあなたの判断は純粋なこころで判断をしていないことです。ひとに流された判断であったのか、欲のままに判断をしたのかなど、その積み重ねによっていまが在るのです。
「志」のままに判断ができていれば迷うことなど何もありません。このように「志」が有るか、無いかで判断に迷うことが圧倒的に少なくなり、悩みも減るものです。それは後悔しない判断ではなく信念からの判断であるため意志が強くなれるのです。その結果、後悔することはないのです。
意志が強いと我が強いはまったく違います。意志が強いとは志があることであり、我が強いとは欲のままに在るといったことです。われわれはみなそれぞれが掲げ「志」のままに生きてゆかなければならないのです。
error: Content is protected !!