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- 神さまはいない~意識の編
第三章 その先へ
いまわれわれが生きている中で「こころの成長」を意識しているひとがどれだけいるのでしょうか。ほとんどのひとは考えたこともないでしょうし僅かながらにいたとしてもそれは無意識に実践をしているかたです。それほどまでにひとは意識をしながら行動をするということができないのです。そして行動することにおいて意識をする、しないではその結果が天と地ほどの開きがあるのです。「一生懸命やっている」というのは当たり前でありだれもがそう言います。
常にこころで意識をさせるとそれを感じとる脳や身体が反応して他の想いが引き寄せられるのです。みなさまご存じのようにひとが想像することはこれまでほとんどが実現されてきています。
行動をしながらまさにその時「こころを成長させる」ことを意識して行動をすればその瞬間がすでに変わってくるのです。
そしてこころの成長とはさきへ先へと進むことです。ただ行動には必ずある時にその先はどうしたらよいのだろうかと考える時期が訪れます。思考が尽きたとき、大抵は上手くゆかなくなったときに立ち止まってしまうのです。
それでもその答えは必ずそれまで行動をしてきたことに隠されています。「こころの成長」とはその積み重ねであり、その経験は決して無駄ではありません。いろいろな選択肢がある中で突き進んできていますが立ち止まった時は一旦後戻りをして何か見逃したきっかけはなかったかを探してみてください。
大切なことは思考を止めては絶対にいけません。ひたすらに考えれば考えるほどに必ずその糸口が見つかります。そしてその糸口をきっかけにしてまた進んでゆくのです。「こころの成長」とはその繰り繰り返しです。こころの成長を意識してみてください。
ビジネス用語に「選択と集中」という言葉がありますが企業にあって「会社を成長させる」ためにコアビジネスを「選択」してそこに経営資源を「集中」して投下するというのは、個であっても「こころを成長させる」ために「志」を見つけてそこへ常に「意識する」ということと同じです。状況は違ってもひとの内面的な思考です。「会社はひとなり」とあるように企業であっても個人であっても考え方に大差ありません。
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