その先の扉 (その3)

水面に映るご神木のあり様

第二章 未来ために

転生をするこころは過去もいまもそして未来へも時空でつながっています。
先人たちのつながる想いを知り、未来を変えてゆくこと、いまわれわれにできることはそれぞれに役割を見つけて信念・志の行動で未来のひとたちに伝えることです。

別の機会でもお伝えをしていますが大切なことは過去の事実を知ることではありません。史書とは大まかな出来事の史実です。想像やあるべき姿、思い込みがある中で何が正解であるのかさえわかりません。ただその時代に生きたひとたちの背後には万人の想いがあり、それぞれのこころのあり様などさまざまにあるのです。

このように、ひとことで歴史の事実と言っても見る角度、知る内容によってさまざまな想いがあるものです。歴史について何をもって事実と決めているのかさえよくわからないものです。このようにして史実は無数の解釈が成り立つのです。あくまでも「そのような考え方による出来事があった」でしかないのです。これは過去に遡れば遡るほどに歴史の事実とはその意味が曖昧になるものです。

史実の書物を残すのも大切ですがそれよりも行動をしてその想いを残すほうが遥かに大切なことなのです。そしてわれわれが行うひと助けで未来を変えるのです。でもひとりのチカラではどうにもなりません。だからこそより多くのひとがこころの成長をさせることによって未来を変えてゆくのです。

われわれは何百年単位かで大きな因果を繰り返しています。いまを知ることで過去に気づき、そして過去を知ることで未来のために何をすべきかがわかるのです。
それは先人たちである、あなたを守る神さまに感謝の気持ちを伝えて、先人たちの想いを未来につなげることです。そしてその先人たちの想いをつなげることは未来のひとたちへのひと助けなのです。

転生を繰り返している過去の自分(こころ)に気づき、先人たちであるあなたを守る神さまの想いを知り、その想いを未来のひとへつなぐことが未来のひとに対するひと助けとなるのです。それはあなたが次に転生をする未来の己が自身(こころ)のためへのひと助けでもあるのです。過去の己(こころ)が未来の自身(こころ)に想いをつなげることを繰り返しているのです。


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