意志~こころとはの編
第八章 起きる出来事はそのままに・・・
ひとはこの世から離れるときに、命を看取る相手に伝える言葉は、必ずと言っていいほどに
後悔や謝罪の言葉を伝えるものです
でも、それでは遅いのです
良かったことだけを伝えられるように、いまを生きなければならないのです
そのために生きる理由を知らなければならないということです
もちろんことばを伝える相手がいないままに、突然にこの世を去るひともたくさんいます
そのようなひとたちは、この世のことをどのように感じていたのでしょうか
もし、人生に悲観をして、神さまはいないと嘆くなら、あなたが神さまになってください
そして、ただ待つのではなく。自らのこころが成長するように歩んでください
すべてはこころのあり様で起きる出来事はそのままに在るのです
あなたが変わろうとしない限り、因果のままの事が起きるのです
そしてまた「なぜ?」という答えがわからないままに、苦難を経験するのです
「なぜ?」ということに対する答えがわからないから、苦難を続けるのです
それもひとつの道理というものです
改めて問います・・・
ひとが生きる理由とは何でしょうか・・・