こころはの編 (その9)

意志~こころとはの編

第八章  起きる出来事はそのままに・・・

ひとはこの世から離れるときに、命を看取る相手に伝える言葉は、必ずと言っていいほどに
後悔や謝罪の言葉を伝えるものです

でも、それでは遅いのです

良かったことだけを伝えられるように、いまを生きなければならないのです
そのために生きる理由を知らなければならないということです

もちろんことばを伝える相手がいないままに、突然にこの世を去るひともたくさんいます
そのようなひとたちは、この世のことをどのように感じていたのでしょうか

もし、人生に悲観をして、神さまはいないと嘆くなら、あなたが神さまになってください
そして、ただ待つのではなく。自らのこころが成長するように歩んでください

すべてはこころのあり様で起きる出来事はそのままに在るのです
あなたが変わろうとしない限り、因果のままの事が起きるのです

そしてまた「なぜ?」という答えがわからないままに、苦難を経験するのです

「なぜ?」ということに対する答えがわからないから、苦難を続けるのです

それもひとつの道理というものです

改めて問います・・・
ひとが生きる理由とは何でしょうか・・・

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