こころはの編 (その3)

意志~こころとはの編

第二章  ひととこころ~その2

身体の老化にともなう脳の思考の低下はどうすることもできません

いくらこころという意識ははっきりしていて話に応えようとしても身体の脳の思考が低下しているために思うように身体に伝えることができないのです

意識(こころ)では「言われなくてもそんなことはわかっている、だけどこの身体を使って上手く話すことができないんだよ」と言っているのです
そんなことは言われなくても一番よくわかっているのです
それはあなたもまたいずれはひとを守るこころとしての役割を果たすときのための事前準備のようのものでしょう
こころの成長のために試練を課しているのです

だからこそこころの意識というものに
われわれは事前に、そのことに気が付かなければならないのです

何もわからないままに身体から離れてしまうとその先一体どうたらよいのかわからずに
彷徨ってしまうのです

ではその時のあなたを守るこころはどうしているかというと・・・
あなたが身体の寿命が尽きて身体から離れてからの様子を
事前に教えてくれています

あなたを守るこころもまたひと(意識)であった時に同じ道と辿ってきているのです
最期まであきらめずに守ってくれます
身体から離れて意識だけの「こころ」となることについて
それがどのようなことかを教えてくれているのです

もはや身体を使って行動することができないこと
こころは意識だけの存在であるということ

ひとの身体に宿りながらそのひとを守り、導くのですが
これまでのように身体の機能を使って話もできない、上手く身体を動かすことができないなど、身体機能が不完全な状態で
ひとを支えることがどれほどまでに困難なことであるのかを知るのです
それもまたこころの成長として必要なことであるのです

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