意志~こころとの会話の編
第四章 ひとつの教え・・・
ひとの歴史は・・・
虐殺・迫害・奴隷制・身分制度などおおくの差別について知ることで
ひとは平等でなければならないことに気付きさまざまに乗り越えてきています
こころである意志には逆らうことはできません
ただ強欲に満ちた異を唱え至上するものが、都合の良い理由付けをして道を阻み困難として在るのです
だから長い時間がかかるのです
気付きである「志」に困難があるのは当たり前です
でも「志」を掲げるものに、それが困難とは感じていません
困難とは「志」が成し遂げられないとする不安が困難となるのです
「志」とは・・・この世で叶わなければ、あの世で「志」を叶えてください
たとえあの世でも叶わないのなら、転生した次の世でその「志」を成し遂げてください
それでも叶わないのなら・・・
因果は繰り返して出来事を起こすことであなたに気づきを与えます
それがこころの成長です
「志」もまた決して諦めずに成し遂げられるまで何度も立ち向かいます
これもまたこころの成長です
因果も「志」もそれだけの強い想いがあるからこそ、その先があるのです
そうしてひとは虐殺や迫害などの災いから何世代にも渡って乗り越えてきています
因果と「志」にその差はありません・・・どちらもこころの成長であるのです
互いに等しいとするひともまたその差はありません・・・どちらもひとであるのです
そしてすべてが同じ命でありすべてが等しいのです・・・命に優劣の差などありません
意識(こころ)のあり様があるだけです
そのことを教えてくれるために、ひとは生きているのです