常世が中心の編 (その7)

意志~常世が中心の編

第六章  自然のままに・・・

ひとの人生は自然と同じです
ひともまた花開き実を結び後世へと命をつなぎます
自然という意志のままにあるのです

純粋な大木は1000年たっても変わりません
ひとだけが変わってしまったのです

ひとにとって自然は思い通りになりません
だから畏れを抱き、また神と崇めるのです
自然はひとが失くしたものをすべてもっています
信念、志、献身、思いやり・・・

ひとは自身の欲望のために他を利用します
でも自然を相手にすることは欲がなくなります

自然は共生によって良い因果をつくりだしますが
ひとは強欲によって(悪い)因果をつくります
原因があっての結果とはこの世(事実)であることです

自然は意志のままにあります
自然の意志とは、これまでのつながりである理由があっての必然です
必然とは「事情」であることです
わかりやすく理由とは経緯のことです

ひとは自然界から離れてしまい
独自の人間社会を形成してきました
そして強欲という因果をつくりだしたのです

因果とは自身の業を、己自身で償うことです
そしてまた自然に還るのです
自然のままに・・・

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