真ん中の編 (その10)

右上から見下ろしているお姿

素直であること~真ん中の編

あとがき

万物はすべてに意志があります。自然に咲く花は生まれてから花開き、命が終えるまでの一連の行動自体が意志で在るということです。同じようにひとは生まれ、いのち尽きるまで、それ自体が意志であるということです

意志を持って生まれ、意志のままに生きて、いのち尽きるのです。あなたの意志を意識してください。あなたの意志を、あなたが生きる理由に気付いてください。あなたは意志をもって生まれてきているのです

生きているもの、いのちあるものはすべてに意志があります。その存在自体が意志であるということです。自然に生きる木々や草に至るまでそれぞれに意志がありそこに在るのです。
そして過去に生きていたひとの言葉や行動にも意志が在るのです

意志とは言葉であり、行動であり、生命そのものであるということです。そして意志は過去と未来をつなぎ言葉として、行動としてさまざまに在るということです

ひとはこころが放つ言葉(「志」)を理解すると、欲のままに高ぶる感情は落ち着き、容易に制御することができるようになります。言葉とは意志のことでもあります。感情を制御することはすなわち欲を思いのままに抑制することができるということです。言葉は意志でありそれが言霊と呼ばれる所以です

あなたが放つ「志」の言葉自体が意志であることを常に意識をしてください。その言葉は祝詞や念仏など多々ありますが、その言葉に囚われることはありません。あなたの大切な言葉を発すればそれでよいのです。その代表的な例が「志」の言葉です

ただ「志」もまだ決められないのであれば「志」の根本である「ひとを助ける」、「命あるものを助ける」など自分がそうしたい、自分が楽しくなる言葉であれば何でも構いません。その言葉自体が意志で在るのです

感情は因果、強欲の意志であり、こころは良い因果、摂理、「志」の意志があるのです。これらは互いに引き寄せ合いもともとはひとつの意志で在ったということです。真ん中とは中心という場所のことだけでなく、あの世もこの世界も含めて万物すべてはひとつでありその真ん中にただひとつあなたの意志が在るということです

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください