真ん中の編 (その6)

右上から見下ろしているお姿

素直であること~真ん中の編

第五章  感情とこころ~その2  

(前章からのつづき)

ひとの高ぶる感情を抑制するのは理性です。そして理性もまたこころのことであるのです。理性の在り方もまた育った環境次第でさまざまにあるのです

こころとは意志のことであり、意志とは良い因果のことであり、良い因果とは自然の法則のことです

ひとの役割である「助ける」とはこころの役割のです。だから「助ける」とはひとの「感情」を慰めてあげることではなく、「こころ」を助けるということです。こころを助けるとはこころに意志や良い因果や摂理を気付かせてあげるということです

いまあなたが感じていることのほとんどは感情の意識です。いま見ることも、書くことも、考えていることもあなたの意思(感情)で考えていることです。ではこころはどこにあるのでしょうか・・・

もう一度伝えますがこころとは「意志」のことです。その意志とは「志」のことです。別の伝えかたをすればその意志とは、「志」とは、その言葉(言霊)のことを指しているのです。その言葉自体が意志であり言葉を放つことが「志」でもあるのです

でもそれはこの世で、ひとであるから成せることです。この世では身体があって言葉があるためわかりやすいのですが、この身体もなくこころだけになったら意志とは「志」とはどこにあるのでしょうか。以前にあの世もこの世にあるとした考えを伝えています

それは実体のない意志であるあなたのこころは、「志」とは、自然のままにただ在ることが「意思」であり「志」であるということです。そしてひと以外の自然に生きているものそれぞれが意志であり「志」であり「こころ」であるということと同じです。あなたの「志」がただそこに在るというだけです。

前章でお花の意志を例え伝えましたがそのお花の生きる様、それ自体が自然のままに在り、意志であり、「志」であり、こころであり、その行動が良い因果であるのです。そのこころである意志とは必ずそこにあるのです

それがあの世とはこの世にあるということです。この世も、あの世もひとつの世界でありすべては「こころ(意志)」はそこに在るということです

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