右上から見下ろしているお姿
素直であること~真ん中の編
第二章 真ん中
以前に真ん中とは、ものごとの考えかたはひとそれぞれに左側と右側があってそれでも考えかたは常に真ん中でなければならないと記してきています。でもその究極には左側と右側とした二次元の平面ではなく、球体とした円の中心であるということを想像してみてください
その考えかたとは左右だけでなく全方位からの中心であるとした考えかたをしなければならないということです。きっとその球体を地球とイメージするかたもいるのではないでしょうか・・・
中心という漢字は読んで字のごとく、こころの中に在るということです。それはこころのあり様は常にさまざまな事象に対して中心に在るということです
ではこころの中心とは何でしょうか。こころとは意思であり、良い因果であるとした意識については前回の「こころと意志と良い因果」で記した通りです。でもその中心とはどのようにイメージしたらよいでしょうか
こころの中心にある考えかたというのは場所を言うのではなく考えかたの基本となる判断についてのことを指しています。その真ん中であることを示すためにひとは感情を中心とした考えかたをするのではなく、こころを中心とした考えかたをしなければならないということです
それはあなたが「~らしさ」で掲げる「志」こそがあなたのこころの中心であり、あなたの思考の源泉にして、すべてであるということです
「因果はひとの強欲である感情によってこころを支配して生まれるものです」
「良い因果(こころ)とはこころの真ん中にある「志」によってひとの感情を支配してあなたらしさで物事を判断する意志であることです」
感情で考える「意思」ではなく、こころで考える「意志」こそがひとのあり様を変えることができるのです