こころと意志と良い因果の編 (その9)

素直であること~こころと意志と良い因果の編

第八章  こころとは~その2

ひとはよく、この世界に自由はないというひとがいます。では、あなたが描く自由な世界とはどんな世界でしょうか・・・

そのように思うひとはきっとあなたが自由を連想する世界とはひととしがらみのない欲のままに生きられる世界のことをイメージするでしょう

でも本来、自由とは意志のことを言うのです。そして意志とは「らしさ」のことでもあるのです

自由とはらしさであってわがままではありません。どんな環境であってもどんな状況であってもあなたらしさで意志のあることが自由であるのです

近年のひとの社会では強欲によって押しのけられてきた「こころ」に気がつくひとが増えてきました。この社会はなにか違う気がする・・・違うんじゃないかと感じているのです

こころに気がついていればいま在るこの世もただの通過点です。でもこころはひとの世でしかできないことがあります

それが自身の因果に気づき、ひたすらに反省をして、その因果に気がつくことができたことに感謝をして、その因果を良い因果に変えることがわれわれひとの役割であるということです

このひとの世がどうなるのか心配をすることよりも、この世界がどうなろうとも、こころに気づくひとはそれが当然のこととして受け入れなければなりません

そして、ひとりでも多くのひとに気づきを知らせてあげることが、こころに気づいているひとの役割でもあります

そのために、わたしらしさとしてこれまで因果のことや、「志」のこと、そしてこころ、意志、良い因果をみなさまにお伝えしてきています・・・

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