こころと意志と良い因果の編 (その6)

素直であること~こころと意志と良い因果の編

第五章  まわり道

ひとはまわり道をするから因果に気がつくことができるのです。ひとが生きているなかで起きる出来事はすべてに意味があります。ただひとはそのことになかなか気がつかないのです。でもそのように意識をして考えると人生はとても楽しくなります

その意味が当たっているかどうかよりその出来事の意味をいろいろに考えることで楽しくするのです。そうしてどんどんとまわり道をしてください。長生きすることが重要ではありません。どう生きたのかが大切であるのです

仕事でも生活でもなんでもあえてまわり道をしてみてください。何事もなく歩む人生も良いですがまわり道をした人生のほうがいろいろな経験をすることができるのです

人生の半分は意図したこととは真逆のことが起きるようになっているのです。そんな簡単に思うようにはゆきません。そうであればあえて真逆(まわり道)のことをしたほうが遥かに価値があります。そうゆう意識を常に持つようにしてください。その後のあなたの人生は数倍楽しく生きることができるようになります

たとえまわり道をして失敗してもそれが何だというのでしょう。生きることに無駄なことは絶対に在りません。すべては気持ちのあり様です。簡単なことです。まわり道をしてたくさんの楽しい経験をしたとすればよいのです

ますはまわり道をすることに慣れるために小さなことからはじめてみてください。たとえば今日の昼ごはんはどうしようかな、明日の電車は少し早い電車に乗ろうかなどの行動パターンを変えてみてください

そういった行動に慣れてきたらある時に選択をする機会があれば普段は選ばないことを、楽しそうだと思うことを選んでみてください。もちろんすべてにおいてまわり道をしてくださいということではありませんが楽しいと思うことが大事なのです

もちろんいつも通りでも構いません。その代りに気持ちのあり様は常に楽しい気持ちであってください。嫌のことであればもちろんそれは因果として反省をするのですが、このようにしてその因果を反省して気持ちを楽しくすることで因果も学びとして、良い因果となるのです

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