こころと意志と良い因果の編 (その2)

素直であること~こころと意志と良い因果の編

第一章  こころと意志と良い因果

この世の時間は宇宙の歯車においては一瞬です。それは時間の長さを意識するものではなく、意識の深さをイメージすることでわかるようになります。この世も、あの世も関係ありません。こころと意志と良い因果を意識してみてください。すべては形の「無い」ものであるのです

そして「無」であることとは「意志」であるということです。「無」である意志を言葉で現わそうとするから余計な雑念や言葉が付いて回るのです。「意志以外はなにもないということ、意志だけがあるということです

意志だけの存在であるからこそ「無」であるということです。「意志」に感情は在りません。そもそも感情があるのは身体のあることだけです。その中で多彩な感情を持っているのがひとです

本来こころとは意志のことであり、意志とは良い因果のことです。本来のこころを取り戻すためにこころはひとの身体に宿りひとつ、一つ、成長しようとしているのです

さなぎが羽を拡げ蝶になることも、つぼみが開いて花となることも、そしてひとが「志」を掲げることもすべては意志です。そこに感情などは一切ありません・・・

ひとである時間も、こころの時間も、万物に宿る意志の時間などもすべてに時間の長さは関係ありません。ただ、役割の違いがあるだけです

ひとは、小さな良い因果の積み重ねることが大切です。できもしない、たいそうで大きな良い因果などは必要ありません。それよりもほんの小さく些細な良い因果がたくさんあることが大切なのです

笑顔でいることも、お花に水をあげることも、小さな生きものを助けてあげることも、小さな良い因果です。あなたがいまできる良い因果をたくさんにつくってください

この世では因果とともに在り続けること・・・
小さな幸せをたくさん、身に付けてください

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