素直であること~良い因果の編
第六章 こころのあり様
あなたのこころを本当に満たしてくれるものは何でしょうか。そのことを一度考えてみてください。あなたの欲求とはなんでしょうか・・・
でもあなたが本当に欲しいというものは手に入りませんし、そして本当に探しているものは見つかりません。どんなに得ようとしても、どんなに見つけようとしても叶うことはできないのです
それは、すでにあなたはもう持っているものだからです。すでに手にしていることに気付いてください。逆に言うと、すでに持っていることをあなたに気づかせることを教えてくれているのかもしれません
このことは、お金に囚われているひとには気が付くことはできません。ひたすらに物欲や金銭欲を欲するがままにこころを満たそうとするひとには、そのことは絶対に気が付かないのです。でもそれはこのひとの社会で生きている以上は仕方のないことなのです
ひとはこころのあり様次第でみなそれぞれにこころの成長が違うのです。ひとにはそれぞれにこころの役割があります
ひととのこころの成長度合いに優劣はありません。それにほかのひとのこころの成長など普通はわかりません。ただ稀に若くして明らかにこころが成長しいているひとと巡り合うことはあります
こころの成長に本来はひとの年齢などは関係ないのですがこの世界でこころが身体に宿る以上はその比較として「若く」として表現をしているだけです。それはすでにひとを守るという考え、ひとを助けるという意識に気付いているひとたちのことを云うのです
それがそのひとの役割であり、ほかのひとに「ひとを助ける」という気づきを与えてくれているのです。若くしてこころが成長しているひとは、それだけ多くのひとに気づきを与えることができるということです
あなたが本当に欲しいものである良い因果・・・、ひとを助けるという宿命はこころのあり様で気が付くか、そうでないかということなのです。そしてひとを助けるということの手段や方法は、みなそれぞれにある「~らしさ」を活かした役割があるということです