良い因果の編 (その2)

素直であること~良い因果の編

第一章  こどもの因果 その1

因果とは、ひとのこころを傷つけることによって引き起こされる事象です。そして、ひとのこころを傷つける行為は自身にかならず跳ね返ってくるということです

因果を受け入れるということは、その自らの因果について反省をすることです

「あなたはひとに対してこころを傷つけてしまったのだから反省しなさい」ということです。そのことを学ぶことが「ひとが生きる理由」です

これは「目には目を歯には歯を」とした行動とは真逆の行為です。この「目には目を~」は、あくまでも感情のままによる「やられたらやり返せ」というもので、いわば因果の連鎖を助長させる言葉であり行為です

「あなたはひとのこころを傷つけて悪いことをしたのだから反省しなさい」ということ・・・

そして、因果応報として、あなたに因果を気づかせるため、あなたが起こしたことと同じ行為の出来事が起きるということです。それが因果というものです

ただ素直であり純粋であるこどもは、育てるおとなに守られていますが、こどもが病・災いがあるのは、育てる側のおとなが未熟だからこそ守り切れないこともあるのです

「こどもは、育てる親の鏡」であるということです

今年の5月に掲載をした因果とともに~第四章の冒頭にあるようにあなたの大きな課題をたとえとした「もしあなたの大切なひとがだれかに殺められたらあなたはどうしますか」という命題と同じで、「もし大切なこどもがだれかに殺められたら」あなたはどうしますか・・・

これもまた親による耐え難い感情によって湧き上がる慟哭が容易に想像できます。ただ親が受ける事象は、そもそも親の因果であるだけです。ただ、それは決して他人にはわかりません。当人である親にしかわからないことなのです・・・

だから理解をしてください・・・「こどもは、育てる親の鏡」であるということを・・・

(つづく)

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