「因果とともに」の編 (その9)

素直であること~「因果とともに」の編

第八章  相手の因果

因果に気づいたことに感謝をするとはいったい誰に感謝をするのでしょうか。でもそれは相手に感謝をするということであり、「因果」に感謝をするということです

そして因果は自身の行為で気が付くこともあれば他人の行為が自身の行いと重なり因果に気づかされることもあります。鏡の法則、引き寄せの法則によるもので相手に気づかされるということです

「感謝の気持ちとは相手の立場に立って、相手を理解することです。相手を理解するということは相手の因果を知ることです。相手の因果とはまさしく自らの因果です。自らの因果を教えてくれた相手(因果)に感謝の気持ちを伝える」のです

これは自身の因果に気づくための意識の在り方のひとつです。上記にあるように相手の因果とは自らの因果でもあるということです

自身の因果にさえ気が付かないのに相手の因果が自分の因果であることなどはなかなか気がつきません。でも自分相手に嫌なことをしている行為を、自分がその嫌な感覚を味わうことで知らさられるのです

因果に気がつかないからといってあなたに良くないことが起き続けることというわけではありません。ただ因果の連鎖は誰にでもあるので、他責にしていればどんどん大きくなります

もちろんその時間的な間隔もひとそれぞれです。また良いことも悪いこともそのひとの価値感であり一様ではありません

良い因果なのに、勝手にひねくれた考えによって、良くない因果と誤解をすることもあるでしょう。だからこそ因果を知ることや、理解をすることはひとそれぞれに違うのです

だからこそいずれの因果であっても、素直で謙虚で因果に気づいたことに感謝をすることが大切なのです

因果に気がつくことは感謝の気持ちを伝えることです。その数が多ければ多いほど、因果に気づけたことに対して、感謝の気持ちも多いわけで、それがすべて良い因果であると言葉を変えて解釈をすればよいのです

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