「因果とともに」の編 (その8)

素直であること~「因果とともに」の編

第七章  因果の理解

生まれ育った環境において、ひとがそれぞれにこころのあり様次第で、かならず何かを通して因果を受けます。そして、こころがもっとも成長する環境で生まれてくるとしたことは因果のつながりであるということなのです

これまで因果についてたくさんに話をしてきましたが、それだけ重要であるということなのです

これまでにも「因果を知ること」、「因果を悔い改めること」、「因果を乗り越えること」、「因果とともにあること」などさまざまな言い回しで伝えてきましたが、いまは「因果に感謝をすること」とした表現をしています

そして更には「因果は良い因果に変えることができる」ということも伝えています。その時々のこころのあり様で実際に経験をしながらいまに至っているのです

因果に気がつくことが、なによりも大切なことであるのです。それはよい因果もまた同じです。ひとに起きる出来事はなにも因果だけではありません。良い因果もあなたの目の前で起きているのにあなたが気付かないだけです

因果も良い因果もあなたのこころが成長するために起きている出来事です。そう言った意味では因果も良い因果も同じであり、ただ気がつくかそうでないかの違いでしかないということです

では気がつくためにはどうすればよいのでしょうか。それは素直で謙虚であることがすべてです。我の強いひとには決してできないことです。起きる出来事に対して、すべてが自分に原因があり、そのことを教えてくれていることと意識してください

たとえ、すぐに気がつかなくても。きっと何かを伝えてくれていると考え続けることです。因果はひとのせいにするために、その相手によって気づかされるのです。似たもの同士として相手は相手の因果であなたの目の前に現れているだけということです

なにが正しいということではありません。なにが大切かということをつねに意識してください

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