「因果とともに」の編 (その7)

素直であること~「因果とともに」の編

第六章  因果の答え~その3

起きている出来事はよくないことであっても、何かを自分に教えてくれているのだとして拒絶するのではなく受け入れてください。良いこともそうでないこともあなたに教えてくれているのです。だから素直で謙虚であることが何よりも大切なのです

いつもネガティブに「またか」、「なんでだよ」、「そんなのわかっているよ」とした意識は捨ててください。「なるほど、そんな考え方もあるのか」などと受け入れて自分に気づかせてくれていること、何かを教えてくれていることと受け入れてください

そのように考えると因果もまた楽しくなるものです。これが因果をコントロールする(意識を変える)ということです

決して憎悪には憎悪で返すなどネガティブに偏った考え方をするのではなく、こころのあり様を真ん中に保つというのは因果(よい因果も)を常に意識して受け入れてくださいということです

こころの闇にある因果を教えてくれたことに感謝の気持ちで接することが大切なのです。それが因果とともにあるということです

これまであなたの「魂」は因果に利用されてきたということです。あなたにとっての課題である因果の憎悪とは相手に仕返しをすることではなく、こころの闇にある憎悪こそがあなたの大きな因果であると教えてくれたこと、気づかせてくれたことに感謝をすることです

なぜなら第四章の冒頭にある、あなたの憎悪という命題は、まだ実際にあなたの目の前ではまだ起きていません

だから、実際に起きる前にあなたはその因果に気づくことができたということで、すでに感謝の気持ちを伝えているということなのです

たとえ仮の話であってもあなたの最も大きな課題である因果を想像して、あなたなりの答えを導きだしたことに感謝の気持ちで応えれば、あなたにはその因果が起きることはなくなってゆきます。もちろん悔い改めることの気づきは一回では終わらないかもしれません

またそれが正しいのか、間違いであるのかでもありません。ただ少なくともこれまで気がつくことができなかったことを、あなたが気づいたということは、あなたにとって正しいということなのです

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