あるべき姿~感謝の気持ちの編
第七章 ひと助けとは
感謝をされるためには「思いやりの気持ちが大切です」と前章では伝えています。例えば、共同のスペースでティッシュペーパーが無くなりそうであれば次に誰かが使うときに困るだろうから補充をしておくなど、ほんの些細な気持ちが大切なのです。そしてその思いやりの気持ちから生まれたやさしさは雰囲気となって現れます
ひとは見た目で判断をします。もちろんこころのあり様でその感覚はひとそれぞれでしょう。でもそれ以上に大事なことはこころに思いやりがあるか、こころにやさしさがあるかどうかだけです
そのあり様は結果として現れるのです。こころがきれいであるかどうかは雰囲気(オーラ)となって身に纏うのです。それはあなたのこころのあり様であり、あなたの目の前で起きる出来事が変わるだけではなく、あなたの道が開かれるということです
なぜそのひとがあなたの前に現れたのかを理解すると、あなたの因果である原因がかならずわかるようになります
それは、あなたの目の前に現れたそのひとが、あなたの因果を教えてくれているということです。もちろんその逆も然りです
そして、因果は軽微なものから重度の出来事へと、こころの成長に合わせて起きるあり様も変わります。因果を理解させるためにはひとつ一つの順番と云うものがあるのです
そしてあなたは感謝される側となったら、その次はひとを助けるということを具体的に意識してみてください。この助けるとは広義の意味で理解をしてください
ひと助けにもさまざまにあります。わかりやすくは「ひと助けとは互いに助け合うことで生まれる笑顔でひとたちが幸せになる」ということです。ひとを笑顔にさせることもひと助けであるということです
このようにこころを成長させるための具体的な行動のひとつが「感謝をする」、「感謝をされる」、そして「ひと助けをする」ことが、なによりも大切な行動であるということです