あるべき姿~感謝の気持ちの編
第二章 本当の姿(因果)~その2
~づづき
あなたが社会のなかでひとと関わりをもつ姿こそがあなたのこころ本来の姿であるのです。もちろん社会のなかでは、あなたと合う、合わないは必ずあります。それはそれぞれのひとの性格の問題です
そのひととの合う、合わないについては我慢をするということではありません。なぜなら我慢をすること自体、あなたが変えなければならない性格(因果)であるということです
ひとと合う、合わないはあなたの性格を正すことの因果に変りはありません。受け入れずに避けようとすればするほどに、かならず追いかけくるということです。それがあなたの因果なのですから・・・
そして、あなたのこころのあり様で関わりをもつ相手も変ります。もしかしたらひとを傷つけるようなグループに引き込まれるかもしれませんが、それがその時のあなたのこころのあり様であれば、それは仕方のないことです
でもあなたがもし性格を変えたいという強い意志があれば、必ず良い方向へと導かれます。だれにでも必ず過ちはあります。生まれてから一度も過ちを起こさないひとはいません。
そのようなかたであればそもそもこの世界に生まれて来ないでしょう。過ちがあるから「ひと」であるのです。過ちを正すためこの世界があり、それがひとの役割であるのです。そして、その過ちこそが「因果」であるということです
たとえばですが、できるだけおおくのひとと関わりをもつことが、あなたの因果である性格を変えることにつながるのですが、ひとと接することをしなければ、それ自体がそのひとの因果であるということです。
ひとを避けることを否定しませんが、それでは、いつまでたっても同じことの繰り返しです
われわれはそのこころのあり様次第でさまざまに生きることについて、この世界で学ばなければならないのです