感謝の気持ちの編 (その2)

あるべき姿~感謝の気持ちの編

第一章  本当の姿(因果)~その1

「あなたの本当の姿には、どのような意志があるでしょうか」

ひとの社会で生きることは、みなが一様に取り繕った姿をしています。われわれは常にひとと関わりを持ちます。そして、ひとと上手に関係を保つためには、どうしても取り繕う必要であるのです。それでは取り繕う意識を外したら、あなたはどのような性格になるのでしょうか

たとえばですが、因果に気づいて、もう理解したから大丈夫だと思っても、後日、忘れたころに改めてまた同じ感情を引き起こすことはかならずあります。因果とはある意味で性格の一部であると考えても良いでしょう。そうゆう意味では因果を克服するとはあなたの性格の一部を変えると言った意味でもあるのです。そして簡単には克服することなどできないのです

性格とはこどものころからの周囲の環境によって形成されます。ひいては過去世からの影響も受けており、それは因果でもあるのです。因果を理解するためにはまず自身の性格を理解することから始まります。逆に言うとあなたの性格が原因でいま結果となって、いまのあなたが存在しているということです

冒頭にある、あなたがひとと円滑に関わりをもつために取り繕う姿こそがあなたの本来のこころのままにある姿であるのです。その性格を取り繕う行為が辛いと感じること、苦しいと感じるなどギャップがあるほど、そのひとつ、ひとつがあなたの因果であるということです

取り繕うことが辛いことほどあなたの因果であり、あなた自身の性格を変えなければならないということです。それを放っておけば必ずそれがあなたのこころの闇となってしまうのです

性格を正すとは、因果を正すことであり、それはとても困難です。だからなんども同じ過ちを繰り返してしまうのです。性格を変えるとはひとりで考えて悩むことではなく社会の中でひととの関わりを持つことで変えてゆくことがでるのです。できるだけたくさんのひとと知り合うことが一番大切なことであるのです

性格を変えるとは、決してひとりでできるものではありません。だから社会の中でひとと関わりを持てってくださいとしているのです。そして取り繕うことが辛いことではなく、意識せずに自然であるようになってください

つづく~

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