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- あるべき姿~次にどうするのかの編
第二章 祠と神社
神社や祠に住む神さまはひとが感謝の気持ちを伝えてくれるひとがいなくなれば、神さまの役目も終わり離れてゆきます。その神さまはまた新たな役割を果たすためにひとを助けてゆくのです
感謝の気持ちを伝えるひとが多ければ多いほどその神社や仏閣はその気持ちで満たされて繁栄してゆきます。でもたとえ感謝の気持ちを伝えるひとが、ひとりであっても気持ちを伝えてくれるひとがいればそこに神さまはおります
大切なことはこころのあり様です。たまたま訪れた祠に神さまはいなくてもあなたが感謝をする気持ちは周りで生きているすべてのこころたちに伝わっているのです。古い、汚いで判断をするのではなくこれまでその地を守り続けてくれた神さまに感謝の気持ちを伝えることはとても価値のあることなのです。それがつながりというものです
こころがひとの身体に宿り、こころを成長させてゆくことは祠や神社に神さまが宿ることと同じです。依り代となる器が違うだけでこころのあり様次第でさまざまな器に宿り役割に尽くしているのです
ひとの身体に宿るこころは、地域を守る神さまたちの祠や神社を依り代としてこれまで崇められてきています。長きにわたりその習慣は続いてきているのです
神さまに感謝の気持ちを伝えることは・・・あなたを産んでくれた母親に感謝をすること・・・育ててくれたひとに感謝をすること・・・あなたを支えてくれたひとたちに感謝をすることなどであり、すべてが「つながり」である、あなたに関わるひとたちに感謝の気持ちを忘れずにすることであるのです
ひとが生きる理由とは「こころの成長」です。それは良いことも悪いこともすべてあなたに関わる神さまたちの代わりに、ひとたちが教えてくれたことであり、そのすべてのひとたちに感謝の気持ちを伝えるということなのです
あなたの目の前で起きる事象のすべてはあなたに必要だからこそ起きていることです。たとえ良くないことが起きても謙虚にこころに何かを伝えている神さまからのサインであると受け止めて学ぶことが大切であるのです
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