それぞれの道の編 (その8)

あるべき姿~それぞれの道の編

第七章  因果のおさらい~その1

自分と合わないひとと一緒にいることはとても苦痛です。でもそのような相手が目の前に現れることは、それはあなたへのメッセージです。ではそれをどのように受け止めればよいのでしょうか。ただ自分さえ我慢をすれば良いのでしょうか・・・

その前に実はその相手の行動や言動はあなた自身の因果であることに気づいてください

自分は違うと否定せずに、素直に受け入れてください。自身も同じようなことをしていることに気がついてください

でもその相手の行動や言動が自らの因果であることなどなかなか気がつくことはできません。そうであれば、まずは相手がなぜそのような行動や言動をするのか考えてみてください。あなたと考えが合わない言動をすることには必ず理由があるのです

その理由さえわかれば、それは自分自身も同じであることに気がつくでしょう。なぜ相手はひとから嫌われるようなことをするのでしょうか・・・それはそもそもがその相手は嫌がれる行為だと理解していないということです

そしてそのひとは過去にほかのひとたちから同じことをされてきているということです。その時に嫌な思いをしてきているのです。それを無意識の内にそのひとは同じ行動をしているということです

そしていまではあなたも嫌な思いをしているのです。そしてそれが自分の因果であるということ・・・あなたの行動や言動も「ひとに嫌な思いをさせているときが在るのですよ」という教えであるということです

あなたも自分では気がつかないうちに同じことをしているということです・・・あなたの目の前で起きる出来事は必ずあなたの因果であるということです。まったく関係ないことがあなたには起こりません。必ず原因があるのです。自分で気がつかないからこそ相手があなたの因果を教えてくれているのです

第四章にある「見えない相手」についても同じです。あなたに必要なことがあなたの目の前で起きているだけなのです。何度も伝えますが相手が悪いのではありません。自身の因果を気づいてもらい、自身が変わってくださいということです。因果とはそのようなことを言うのです

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