それぞれの道の編 (その7)

あるべき姿~それぞれの道の編

第六章  こころの成長を意識すること

こころの成長とはだれかが判断をするものではなく、あなた自身でその成長を理解するものです。誰かにやらされてするものではなく、自らの意志で気づき体感をしなければならないのです

たとえこころを成長させようと導かれていても、そもそもあなたがそのことに気づいていなければどうしようもありません。こころの成長とはだれかのためにするものではなく自らのためにするものなのです

そして自らがこころを成長させようとする意志が必要なのです。そのために因果があり、因果を理解することがこころの成長となるです

ひとの身体に宿るこころは前世での記憶は思い出すことができなくなります。でもいまの自身のこころのあり様を知れば前世のこころのあり様が自然とわかるものです。以前はこうだったから、いまこうなっていると感じるのです

いまのこころのあり様を知ることで前世でのこころのあり様がわかるということです
まだまだこころが未熟だから転生をしてこの世でこころを成長させているのです。そしていまこの世で生きているこころたちはすべて未熟であるということです。だからこの世に在るのです

前世ではいまよりももっとこころが未熟であり、その未熟な行いをしていただけのことです。その前世から少しは成長をしていまがあるのです。だからあなたの未熟なこころの過去を知ったところでたいした意味はありません。未熟などと意識をしなくなることが成長している証でしょう

未熟なこころは転生をしながら成長を繰り返しているのです。だからこの先のこころの成長が楽しみでならないのです。その指標のひとつが「志」です。それはあなたらしさの「志」であるということです

自らの因果に気がつくことで、自然と「志」を意識するのようになります。そして「志」が本当に必要なのは言葉ではなく行動であるということです

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