それぞれの道の編 (その4)

あるべき姿~それぞれの道の編

第三章  正解と答え

正解と答えとは似て非なるものですがそれを言葉で説明をするといくつもに形容されるたとえで現わすことができます

●正解とはひとの因果(原因と結果)であり、答えとはこころが成長することです

●正解とはこころのあり様次第であって、答えはひとの歴史です

●正解とは物質的な説明ができることであり、答えとは精神的に探求することです。それはさまざまな「~らしさ」の答えであるということです

●正解とはすでにあるもので、答えとはこれから導き出すものです

●正解とは限りなくひとつに近いものですが、答えとは千差万別にあるものです

●正解とは束縛されたものであり、答えは自由にあるものです

●正解とは過去からのつながりであり、答えとはこれから先の未来です

●正解とは「原因があっての結果」であり、この社会での秩序を云いますが、答えとは「理由があっての必然」であり自然のままにある、あり様であることを云います

●正解は線の上にあるもので、答えはその真ん中にあるものです

●正解はひとの社会にあるもので、答えは自然にあるものです

●正解は他人のものであり、答えはそのひと自身のものです

●正解も答えもありません。ただあなたの目の前で起きることが正解であり答えでもあるのです

あくまでも軸はこころの成長です。みなさまはどのように考えるでしょうか・・・
そしてそれらを事細かに伝えているのが仏の教えであり、あまた宗教の教えであるのです。これらの教えは特別なことではなく遥以前に自然と一体であった「よい因果」であったころのこころのあり様であるだけです。強欲による(良くない)因果にこころ奪われたことで見失ってしまったこころを取り戻すための方法や教えであるのです


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