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- あるべき姿~それぞれの道の編
第一章 謙虚さ
ひとの思考は工夫をすることが大切です。ひとは本能と思考によって生み出される感情によって行動をしています。そしてその行動の結果を左右するのがこころのあり様です。こころのあり様次第で行動の結果が現れるのです
ただ自然に身を委ねて謙虚であればその先を知ることはさほど難しくありません。なぜなら結果はどうでもよいからです。その意味とはこころのままに道理を理解すれば、おのずとその先がわかるようになるからです
行動の結果はこころのあり様次第です。これは道理を理解していればわかるということです。結果で右往左往するものではなく、単純に「こうすれば、そうなる」といったとてもわかりやすいことなのです。それを受け入れて判断をすればよいだけです
ひとが悩むという思考も同じです。ただ「悩む」のではなく「考えて」ください。考えれば必ず答えがみつかりますので、まずは意識を変えてみましょう
「どうしたらよいのかわからない」のが悩みで、「こうしたらよいのかな」が考えるです。辛いのが悩みで、楽しいのが考えるです。考える答えは間違っても構いません。その繰り返しがやがてあなたにとっての正しい答えにつながるのです
謙虚さとは意志の強さのことを云います。よく日本人は意思を現わさないと言われますがそれはただの「判断」のことです。Yes or Noであればみな自己判断はしています。そして単なる意思表示はただの傲慢なわがままに例えられてしまうことを知っているのです
やさしさのあまりに謙虚であるのです
そして「志」あるものはその意志の強さに相手が気づかないだけです。「志」とは相手が認める、認めない、納得する、しないではありません。あなたが納得していればそれでよいのです
「志」とはあなた自身そのものといっても過言ではありません。「志」のままに生きることが生きる理由でありこころの成長であるのです。「志」と同様に意志の強さである「謙虚」とは一見は相反するように感じるかもしれませんがその意識は「志」とまったく同じことであるのです
意志の強さとは傲慢ではありません。相手に伝えて相手が嫌悪感を抱いてもなお自分の思い通りにしようとすることが傲慢であるのです
だからこそ「謙虚」とは「傲慢」と真逆の立場にあるのです
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