ものの考えかたの編 (その2)

こころの成長~ものの考えかたの編

第一章  現世(この世)の本質

たとえ寝てしまっても朝起きたら目の前にあるのは辛いことの現実です。それはあなたにとって必要だからこその辛いという現実があるのです。その辛い出来事はあなたの過ちの罰として、あなたに教えるために起きていることなのです

どんなに逃げても、避けてもあなたの前に必ず訪れます。かたくなに拒絶すればするほどにあなたの我は強くなりやがては周りのひとにまで迷惑をかけるようになってしまいます。それならいっそのこと受け入れることのほうが賢明なのです

受け入れることは仲良くしてくださいということではありません。受け入れることであなたの罪に気がつかなければならないのです。気がつくまで何度も同じような辛いことが起きるだけです・・・

その辛いことというのは実はあなたがその辛いと思うことを他のひとにも同じように辛い思いをさせているのです

だからこそあなたにそのことを気づかせるために・・・そのことを教えるためにあなたの目の前で出来事が起きるのです。あなたは「される側」と思っていますが、実は「する側」であり、同じような意識がたくさんに引き寄せられて起きているのです

あるときは都合の良い話を吹き込みあなたの感情を刺激したり、またあるときはあなたのこころを乱そうとしているのです

われわれはそういった感情と日々葛藤して生きています。それがこの世です。現世(うつしよ)という言い方はさまざまな感情が実体化した姿のことを現わしている世界のことです

このような感覚でひとの感情を意識するとこの世がもう少しわかりやすくなります。そしてこの世でのあなたの目の前に起きる出来事は原因があっての結果であるということを忘れないでください

それらが起きる原因とはあなたのこころを成長させるために結果となってあなたの目の前で起きているということです

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