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- こころの成長~役割ある世界の編
第八章 すべておなじ
道理(ひとの道)と摂理(自然の法則)
道理とは摂理のことでもありますが、時は流れてひとの道理は欲にまみれ因果(悪い)へと変わり摂理から離れてしまいました。少し言葉を変えるならわれわれは自然からの教えを忘れてしまっているのです
また良い因果とはこころそのものでしたが強欲による悪い因果が生まれてしまったためにこころから離れてしまったのです
この良い因果である「こころ」や悪い因果である「強欲」、道理である「摂理」という言葉はこれまでのわたしの書で伝えてきた通りです
さまざまなひととの出会いがあなたの「志」の世界を少しずつつくってゆきます。その出会いとはひとだけにあらずあなたが目にするもの、感じるものすべてです。そうしてひとは学び成長してゆくのです
あなたの時間と相手の時間は違います。こころのあり様もさまざまに違うのです。あの世である精神世界をあえて時間で例えるのならそれがこころの成長であることは伝えた通りです
たとえばひとの手のひらに落ちた雪は一瞬で消えますが、周りの雪は積もっています。その雪は冬が終わり春がやって来ると消えてなくなり代わりに自然には新しい息吹が芽生えます。大地は一面、生命に満ち溢れます
一時の雪であるのか、生命を次につなげる雪であるのかなど同じ雪でもさまざまな意識のあり様はまるで違うのです。手のひらで一瞬に消える雪も自然に残る生命を育む雪もさまざまに感じかた、考えかたがあるということです。現在はではそんな当たり前のことが当たり前に感じなくなっているのです
時間をかけて溶けた雪のあとにはやがて辺り一面はこれから成長するこころたちで埋め尽くされるということ・・・それが摂理たる自然の教えです
自然に生きるものたちのはじまりから終わりまでを意識してください
すべてに理由があり必然に起きているのが自然です
われわれは自然から学び、自然に守られていることを忘れないでください
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