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- こころの成長~志の世界の編
第七章 わがまま
相手のわがままはできるだけたくさん聞いてあげてください。あなたはいずれひとや動植物を守る役割を必ず担います。その時の準備だと思ってください。もちろん相手のわがままをすべて叶えてあげるということではなく聞いてあげることが大切なのです
わがままとは自分勝手な意味として広くその言葉が使われていますが、それはわれのまま、そのひとのままということです。そしてそれは何よりも大切な「そのひとらしさ」でもあるということです
わがままの行為とは相手が感じてこその言葉です。おとなになってのわがままとはたとえば、小さなコミュニティ内や、会社の組織やチームであったり、友人同士のグループであったりと大抵はそれが不快と思われることがわがままといったりします。
でもわがままとはただの甘えです。自身を認めてもらいたいがための自己主張であるだけです
もちろんだれしも大なり小なりのわがままは持っています。でもそのわがままはあなたらしさのひとつでもあるのです。わがままのほとんどは欲の感情ですが稀に欲とはかけ離れたわがままがあったりします
生きものだけは虫であっても殺さないとか、困ったひとはとにかく助けてあげたいとか・・・そのわがまま自体がすでに「志」でもあるということです。本人は気づいていませんが無意識の内に感じる意識からくる行動があなたの「志」につながっているのです
そして「志」とは自然との共通部分が数多くあるのです
ひとは遥か以前では自然と同じく当たり前のように感じていたことがいつのまにかひとは傲慢になって自然の想いを忘れかけています。そんなひとが中心であるとしたこの世界でも自然だけは制御することはできません。だからこそ自然とはひとにとって不条理であると感じるのです
でもよく考えてみてください。自然が不条理なのではなく変わってしまったひとであるわれわれがただ不条理なだけなのです
自然はただ当たり前にそこに在るだけです・・・
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