志の世界の編 (その6)

こころの成長~志の世界の編

第五章 問題の本質

たった一度のすれ違いがそれまでとても仲が良かったふたりのこころが離れ離れになってしまうことがあります。それ以降はことあるごとに対立をして互いの主張を通すようになったり、または二度と会わなくなることもあるでしょう。ただそうなった原因は一度のすれ違いだけではなくどちらかが以前から不満があったのです

上記のような例だけではなくすべてにおいて人間関係で問題が起きた時はあなた自身が原因であることと自覚をしてください。そしてその相手のひとは鏡に映るあなた自身のことであるということなのです

鏡をみて自分の顔をよく見てください・・・どんな表情をしてるでしょうか・・・
きっと負けん気の強い傲慢な顔が映っていることでしょう。実はあなたが対立する相手とはあなた自身であることに気がついてほしいのです

感情的になり仲互いしてしまったことはあなたの因果なのです。相手の傲慢さが問題ではなくそれと等しいあなたの傲慢さが原因であるということです

あなた自身がただ自分にこだわっているだけです。何をこだわっているのでしょうか、プライドでしょうか、相手と比較をした自らの優越感を感じなくなったからでしょうか。その感じかたは仲が良かったときからそのような感情はずっとあったのです
どちらかがひと言「ごめんなさい」と相手に伝えればそれでよいのですが・・・

あなたがそんなにも意地を通すのはきっとその相手のひとだけではないでしょう
すべてはあなたのこころのあり様が問題であるのです

「やさしさや思いやりであったりと自然にあるこころを理解しなさい」と
教えてくれているのです

因果とはあなたにとって必要なことが事象として起きることを言います。前述の事例において仲直りをすることが大切なのではなくこころの成長のためにお互いが自身の因果に気づいてこころ改めることがなによりも大切であるということなのです

すべてにおいて起きる問題の本質は相手のひとではなくてあなた自身が問題であると自覚をしてください


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