自然についての編 (その1)

こころの成長~自然についての編

まえがき

わたしは登拝をするようになってから自然に接する機会が多くなり、その自然からさまざまなことを学ぶようになりました

ひとの世で生きていると摂理について気がつかないことがたくさんにあります

ひとは自然の一部であるのにその摂理から離れて独自の秩序をつくり社会を形成してきました。そしてこの世はひとが中心であるかのように傲慢となっているのです

ひとがあって自然があるのではありません。地球があって自然があってひとが在るのですこの当たり前のことさえ気がつかないのです

ひとの進化とは自然がなければあり得ません
逆に言えばひとの進化とは自然と共生をして成してゆくものなのです
これは地球創生からの歴史を振り返れば当たり前のことです

どんなに科学を発達させようが自然の大災害が起きれば一瞬で無くなります
その時に科学の進化でひとは生き残れるのでしょうか

これまでもひとは進化の過程でその選択肢はいくつもありましたがそのときには常に自然との共生のなかでひとの進化は最善の方向性を決めて歩んできているのです

ただそうして養われてきた進化のひとつである脳や遺伝子の解明をひとはいまだにできておりません

そのことすらできていないのに自然から離れたひとはこの先どうなるのでしょうか。
ただ言えることはひとが欲に溺れ、自然と共生をしない限りは自業自得のように自らを滅ぼすことにつながるでしょう

これまでの歴史に名が残るひとたちはそのことを伝えてくれているのにわれわれは誰も気がつかなくなってしまっているのです

今回のテーマは自然について・・・

それでは本編をご覧ください



目次

まえがき
第一章 ひとのこころ~その1
第二章 ひとのこころ~その2
第三章 動植物からの教え~その1
第四章 動植物からの教え~その2
第五章 志の違い
第六章 言葉
第七章 向上心と不安
第八章 こころの選択
あとがき

以上