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- 神さまはいない~一生涯の編
第四章 ひとのために
あなたがするべきことをあきらめる理由は何ですか
自分よりも優れたひとが現れたときでしょうか
自分の思い通りにゆかなかったときでしょうか
自分で勝手に才能がないと思い込んだときでしょうか
でもこれらの答えは諦める理由ではなく、ただの言い訳でしかありません。それはあなたのプライドであり、あなたの傲慢であり、あなたの弱さによるものです。そしてこれらはすべてが自分のことでしかないのです。だから簡単に諦めるという選択をしようとするのです
あなたはそれまで何の努力をしてきたのでしょうか。たしかに己自身を知ることができる良い機会だったのかもしれません。でもそれであきらめるのならばその程度なのです
自分の好きなことだけをするならどんなに楽なことでしょうか。嫌になったらそれで止めればよいのです。でも自分のためだけにすることでは満足を得られないし、達成感も感じられないことでしょう。ではどうすればよいのでしょうか
それはなにかのために、だれかのためにと考えてみてみることです。そしてあなたは気がつかないながらもいつでもひとのために生きているのです。親のため、家族のため、好きな人のためと・・・もっとそのことを意識してみてください
ひとのためにとはなにか重たい言葉のように感じますがそんなに難しいことではありません。あなたはもうすでに行動をしています
自己満足だけであなたのこころは決して満たされることはありませんが誰かのために役立つことは簡単には止められないし、あきらめることなどできないのです
あなたがひととして成長するためには誰かのために、何かのためにとした生きかたを意識して行動をすることで多くを学んでゆくのです。
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