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- 神さまはいない~己が自身の編
第三章 その先へ
「志」ある言葉を行動にして知らしめることができるのはひとだけができるのです。それを何故しないのでしょうか。われわれは欲にまみれた言葉ばかりの行動をしているのです。みなさまはどのようにお思いでしょうか
あなた自身の「志」に気づくことがどれほどに楽しくなることかそのことに気づくとものの見かた、感じかた、考えかたが変わります。われわれが生きている理由はすべてにおいてこの「志」を携えて生きることなのです
「志」とはあなたの考えかたの根本となるものです。ほかのひとがどうとかは一切関係ありません。たとえ困ったり、悩んだりしたときはすべてが「志」を基準に考えて行動をしてください。そうすることであなたの悩みのすべてが解決されます
その「志」を満たすために次はどうしよう、どうしたらよいかなとひたすらに考えてその先へと常に考えるようになるのです。「志」とは欲にとらわれない使命感のようなものです。この使命感はやらされてる感ではなく自らが進んで行動をしていること、考えているだけで楽しくなるような意識の連続です
ひとが育つ環境によってそれぞれに「志」はあります。そして一旦その「志」が見つかれば寿命尽きるまでその「志」と一緒に生きてゆくことができます
もちろん「志」を貫くことは簡単ではありません。不安やつらいことの現実を目の当たりにしなければなりません。ただそのように感じることはあなたが傲慢になりつつあることでもあるのです
自分がこれだけやっているのに何故ほかのひとはなにもしないのか、なぜ気づいてくれないのかなど、ほかのひとと比較をするように考えては決していけません。常に「志」を成すためにあなたができることだけの行動をしてください
もしその相手が「志」に気づかないものであればそのひとはあなた以上に苦しみ、悩んでいるのです。まったく別の世界にすんでいるかのような感覚として理解をしてあげてください。そして逆に手を差し伸べてあげてください
過去はどんなことをしても変えられませんが未来は変えられます。明日がどうなっているかなど誰にもわかりません。でも「志」のもとにあなたが明日はこうするんだという意志のもと行動をすれば何もしないことの明日をかならず変えることができるのです
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