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- 神さまはいない~己が自身の編
第二章 向こう側
あなたの目の前に現れるひとはあなたと同じように自身のことを理解してもらいたいとするひとです。その行動はまさにあなた自身であり、だからあなたは悩むのです。このひとはなぜわたしの「志」わかってくれないのだろうかと・・・相手もあなたと同じように思っているのです
あなたの前に立ちはだかる壁は相手を説き伏せることではありません。もちろん伝えても反応がなく無関心なひとに対する自身の「志」ある行動の無力さを嘆くことでもありません
たとえ伝える相手が反論してきても、または無関心であっても相手を何とかしようとすることではありません。相手には相手の事情(因果)があるのです
自分の意志を伝えることに問題はありませんがさらに相手を理解させようとする言葉の数々はあなたの傲慢でしかありません。ただ自身は良いことをしていると思い込みそれを傲慢とは思わないのです
あなたはただひたすらにあなたの役割である行動をすればよいのです。たとえ反論するひとが現れても「そのような考え方はありますね」として相手を受け入れてください
相手を流そうとすればさらに相手は寄ってきます・・・
あなたの「志」ある行動をひとに評価をしてもらいたいのでしょうか
あなたの行動の評価とはあなたのことを認めてくれるひとの「数」でもなく「質」でもありません。「志」ある行動の結果とはあなた自身が気づきを得るのであればそれでよいのです
この様に考えることが「相手が変わらないなら、自分が変わればよい」とした答えです
「志」が高ければ高いほどに深ければ深いほどに不安やこの悩みは尽きないものです。決して惑わされてはいけません。あなたの「志」ある行動が弊害や障害もなく成し遂げることができるのであればそればこころの成長であるのです。そしてあなたの結果とはあなた自身で判断なさってください。「これでよかった」と思えることがなによりです
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