慟哭の編 (その1)

神さまはいない~慟哭の編

まえがき

ひとの笑顔は幸せに満ち溢れ、すべてを包み込む瞬間を享受できますが、慟哭は声を震わせるほどの悲しみに打ちひしがれることがあるのも現実です。

笑顔と慟哭は同じことです。どれだけの無理をしたらこんなにもの笑顔でひとにやさしくなれるのでしょうか。すべてを受け入れて数々の苦しみに耐え抜いた強い意識だからこそ、その理由を決して相手には悟られることなくひとにこの上ない感動を誘うのです。たったひとつの笑顔でもひとを救うことができるのです。

たったひとつの笑顔でひとを幸せにできるように・・・ひとを幸せにする手段・方法は前述のようにさまざまにあります。またその幸せを受け取る側もその感じかたはさまざまにあるのです。笑顔ひとつとっても喜怒哀楽に表現されるような感情の伝えかた、感じかたがあるのです。あなたにしかできない、あなたらしさのひとを助ける方法とは何でしょうか・・・

笑顔で全てを包み込む瞬間を共有するだけでなく幸せに満ち溢れ永続した空間を創ることが大切です。そして一度それを感じたひとはまた同じ感覚に浸りたく相乗効果のごとく同じくしてほかのひとにも笑顔を拡げてゆくのです。

そして慟哭もまた数々の悲しみを経験するほどに未熟なこころはその器を満たそうとしてゆくのです。不平等も平等にある苦難の数々は決して避けて通ることはできません。あなたにとってそれがいつ起きるかその違いだけなのです。

言葉や行動は感じるものです。言葉がなければその先の行動もできません。言葉があるから行動ができるのです。その言葉とは信念であり「志」なのです。

言葉はひとに感動を与えますが、行動は相手に行動を促します
言葉はひとに行動を促しますが、行動は相手に感動を与えます
言葉とは行動そのものであり、行動によって言葉が伝わります

慟哭もまたあなたへの教えであり、学びなのです。なによりも行動を起こすということがあなたのこころが成長するための第一歩です。

それではこれより本編をご覧ください


目次
まえがき
第一章 悲しみ
第二章 こころの痛み
第三章 葛藤
第四章 不安
第五章 平等と不平等
第六章 自然の流れ
第七章 慟哭
第八章 希望と絶望
あとがき
以上

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