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- 神さまはいない~仮想現実編
あとがき
子どものころ親から悪いことをしたら必ずバチ(罰)が当たるよとはよく言われましたし、そしてよくないことを考えていたら本当にそうなるから止めなさいとも言われたものです。
そして現実にひとが想像をしたことは良いことであれば行動をすることでその想像は現実に叶えられますが、悪いことは想像をしただけでたとえ想像通りでなくとも悪いことが起きます。もちろん一回や二回くらいの想像ではなく常時強く意識をすることで想像が現実となるのです。このような仮想現実はみなさまもご存じのように呪いのわら人形など昔からの言い伝えも含めてよくあります。
仮想現実とは基本的に未来のことを予知するものです。そして想像をしたことは「ある」とした意識はすでにお伝えをした通りです。
そして過去についての仮想現実とは予知をすることではなく過去を「知る」ことにあります。時間軸に縛られた過去は事実です。それを過去に戻る想像をしてやり直すなどはその次元では決して変えることはできません。だから「知る」ことしかできないのです。
ただ興味本位だけで過去を知るのは自己満足なだけでたいして意味はありません。でも過去を知りそれを未来に活かした行動をするのであればこの「知る」ことについてとても価値があるものとなるのです。
ひとがほかの生命と比較をして明らかに違うことは本能ではなく意識をした行動ができるということです。これはひとの秘めた可能性の源泉です。それを有効に活用しなければなりません。
ひとが想像をすることはさまざまなことを教えてくれるのです。過去の良くない行動はもちろんのこと、そして未来のあるべき姿はたくさんのひとがさまざまな良い想像をすることで素敵な未来が現実となるのです。
ひとが想像する仮想現実が大切であるのはひとの可能性を明確に表現できる感覚であるからです。「できる」を意識した行動はたくさんのひとを助けることが「できる」のです。
2021年7月吉日
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