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- 神さまはいない~仮想現実編
第三章 あなたが見ている世界
あなたはいまどんな世界を観ていますか
自分がお金持ちであるイメージ
みなから賞賛される世界
自身がすべてにおいて一番である世界
今日一日の予定
一分先のイメージ
ひとが笑顔で絶えない世界
真っ暗な世界
崖の上に立っているイメージ
ひとを楽しませている様
過去の自分
アニメの主人公になった自分
家族や友人など大切なひとたちが思い浮かぶ様
どれひとつをとっても毎日が同じではないでしょう。それはそのときの感情によって変わるからです。そしてこれらはどれも叶えられるものです。
ではあなたが目を閉じてこころで観ている世界はどんな世界でしょうか。その世界は毎日が変わるものではなく毎日同じものです。そのことを意識してみてください。
自分の思い通りにならない苛立ち
自分にないものを得ているひとへの妬み
自分はこんなにも努力しているのになぜ
自分ばかりがどうして・・・
代表的なたとえですが、これが「こころの闇」です。もちろんひとによって様々です。その深さや、広さが違うだけで不平・不満はだれもがかならず持ち合わせているものです。観ている世界は違っても得ている感情はみな同じなのです。
わたしが敢えてこのような表現をしているのは自らを含め、これらをすべて受け入れなければならないということです。そしてひとはこの表と裏、左と右がある感情の中立を保とうとしているのがこの世界です。
自身が中立を保つために理性の言葉を伝えることや感情を制御している状態は仮想現実にあるのです。身体の中で意識して言葉を交わし合う状態は登場人物を含めて仮想現実であるのです。想像をしたことはすべて仮想現実であるということです。
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