意識の編 (その8)

龍神さまの口から龍蛇神さまが飛び出しています
神さまはいない~意識の編

第七章 緊張

精神的な重圧や緊張、不安、ストレスなどを感じる感覚はみな同じです。違うのはその起きうる状況だけです。みなさまもいずれかの経験はしたことがあるでしょう。ただこれは自分でその感覚を作り出しているだけです。すべては自らの想いでその感覚を作り出しているのです。これらは未知なる状態に対するひとつの防衛反応です。

ひとは普通に防衛本能が働くため無意識のうちに身を守る行動や考えをします。それは本能といってもよいでしょう。一体何に怯えているのでしょうか。以前にひとは自然界で頂点に立つものであると表現をしていますが実はその本能のままに怯える対象であるのが自然そのものです。天災にはひとのチカラで抗うことはできません。ただひと以外は自然と共存をしているのに、ひとだけは独自の社会を築いてきたがために自然とは共存をせずに自然からだいぶ離れてきてしまいました。

だからひとは自然に対して常に緊張や恐怖を感じているのです。社会の中で体感をするプレッシャーや緊張とは明らかに違うものです。ひとが無意識のうちに畏れを抱く自然とはそれを意識する、しないではまったくその感覚はまったく違います。常に意識をすることで畏れではなく自然の一部となって敬い感謝をすることが大切なのです。

ひとは自然に対して無意識に防衛反応を示すため意識をしなければ大体は真っ先に保守的な思考となってしまうのです。これは身を守るための本能であり仕方がないのですが常に変革の行動を意識すれば保守的に陥ることはなくなるようになります。

ひとは安心をするために行動をパターン化します。それを変えてみることを試してみてください。変えるとは、時間を変える、電車であれば車両を変えるなど意識をして変えてみるのです。または同じ通勤途中でも一日の行動について今日は何をしようかと意識してみるなど常にその行動や意識を変えてみることが大切です。

その習慣を身に付けてみてください。そのようにすることで緊張や不安、ストレスなどは減ってゆきます。ひとは保守的であり無意識が楽だからこそ気づいたときには不安やストレスを抱えるようになるのです。

常に変革の行動を意識することは脳の活性化にもつながりこれまでと同じ不安やストレスではなく新しくさまざまな感覚を身に付けることができるようになるのです。

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