己が自身 (その160)

やさしい雰囲気をまとうお姿
「志」は

必至に追いかけて

ゆかなければなりません

決して追いつくことは

できませんが

すぐ傍にまでは

辿り着けます

でもその時は

きっと

寿命尽きるときなのでしょう

それは

きっとわたしが

追いついたのではなく

「志」のほうが

近づいてくれたのでしょう

己が自身 (その154)

やさしい雰囲気をまとうお姿
やる気のないひとに

何を教えても無駄です

ですが

やる気のないひとに

やる気を起こさせることが

どんなに困難であると同時に

楽しいことでしょうか

それは喜びを

感じ得ることが

ひとりではなく

ふたりも存在することに

価値があることなのです